ここはとある「さるかに共和国」とかいう国道沿いの出店の近く。
なんとも滑稽なお猿さんの「張りぼて」が・・・
ここが、日本の代表的な民話のひとつ「
サルカニ合戦」の里だとは知らなんだ~。
いっしょに同行したMさんが旧友と久しぶりに会い、募る話に時間の経つのを忘れたのか、ついつい長話。
待ちぼうけを食った、ララとビリーは、久しぶりの田舎の風景の中で、散策をはじめた。
ビリーは小さい頃は田舎で育ったから、ララと同じ小5のときはおたまじゃくしを家で育てようとは考えもしなかったが、悲しいかな田舎を知らない我が子には、こんな風景が新鮮だし、心も休まるようだ。
雨上がりの小川は、水かさが増しあいにくの濁流だった。
田植えが終ったばかりの田んぼとか側溝にはおたまじゃくしがいっぱい。
「よし、おたまじゃくしを持って帰って育てよう。」そう決めた二人は早速車からバケツを持ち出しておたまじゃくしを6匹ほどつかまえた。